一念発起して「よし、やるぞ!」と決意したダイエット、まわりからの無理解な言葉や誘惑、わざとらしい干渉に心が折れそうになるという、パーソナルトレーニング受講者からの相談が、私パーソナルトレーナーおぜきとしあきによくあります。
「なんでダイエットを邪魔してくるの?」そう感じるのは、あなただけではありません。

パーソナルトレーニング受講者から聞く最も多い例は、ダイエットを邪魔してくるのは、家族や恋人といったごく近い存在です。
これは、ダイエットする人の変化が「自分との関係性」に直接影響を与えるからです。例えば、ダイエット成功して、きれいになることに対して、他のところへ行ってしまうのではと心配あるのも原因の一つです。
また、家族の場合、「同じ食事が食べられない」「一緒の外食ができない」など生活スタイルが変化してしまう理由もあります。
その他、ダイエットを邪魔して妨害してくる人間心理と対処法のヒントをパーソナルトレーナーおぜきとしあきが解説します。
人は、他人の変化を見ると無意識に「自分はどうなんだろう」と自分に目を向けるようになります。
すると、「あれ、私って今のままでいいんだっけ?」と不安になることがあります。
あなたの決意は、周囲の“自己肯定感”を揺さぶるトリガーになるのです。
だからこそ、無意識に「やめたほうがいいよ」「そんなに頑張らなくてもいいのに」と言ってきます。
ダイエットで見た目が変わったり、気持ちが前向きになったりすると、
「自分との関係が変わってしまうのでは?」という不安が芽生えることがあります。
特に家族や恋人など、身近な人ほど強くそう感じます。彼らにとって、あなたが変わることは“今まで通りの関係性が壊れる可能性”を意味するからです。
これは嫉妬や劣等感といった、どんな人にもある“人間らしい感情”が関係しています。
こうした気持ちが入り混じると、「応援するふりをしながら足を引っ張る」という複雑な行動に出てしまいます。
人間関係は、無意識のバランスの上に成り立っています。その中で、あなたが変わろうとすることは「その関係のバランスを壊す行為」と捉えられてしまうことがあります。
たとえば
これらの変化が、「あなたとの距離ができた」と感じさせてしまうのです。
「ちょっとぐらい食べなよ」「我慢しすぎは良くないよ」
そんな言葉も、実は悪意ではなく“親しさゆえの思いやり”から出ていることもあります。
しかしその善意は、「あなたの意思」よりも「自分の価値観」を押し付けているケースも少なくありません。
つまり、“あなたのため”ではなく、“自分の感情の安心のため”に言っているのです。
1-4のこれらの根底には、人を自分寄りにコントロールをしたいという欲に起因していると考えられます。
ダイエット中の食事制限やメニューを見て、さも心配しているように「栄養失調になるよ」「ちゃんと医者に相談してるの?」と問いかけてくるパターンです。実際には心配よりも「あなたの行動を否定してコントロール下に戻したい」心理が根底にあります。
食事を管理している相手に対して、わざわざ高カロリーな手料理やスイーツを差し出してきて、「食べないの?せっかく作ったのに」と罪悪感を煽るような言動をします。これは「私の好意に応じるべき」という支配欲の表れです。
過去の失敗を引き合いに出し、相手のやる気を削ぐようなセリフです。あなたが成功することへの不安、自分が置いていかれることへの恐れが、あざけりや冷笑という形で表現されます。
これは“実績”を引き合いにして、相手の努力を貶める典型例です。変化や成長に対しての脅威を感じているため、「過去と同じあなたに戻ってほしい」と思っているのです。
これは行動の変化(外食を断る、飲み会に来ない、夜に会わないなど)を批判してくるセリフですが、実際は「私の望む関係性から外れたあなた」を許容できない心理が背景にあります。
これも一見冗談のようで、実はかなりの干渉です。相手の目的やモチベーションを“邪推”することで、ダイエットに対する自己決定感を揺るがそうとしてきます。
変化した相手に対して、自分の不安を“正当化”しながら制止しようとする言葉。あなたが前向きな行動をとることが、彼らの世界観や立場を脅かしていると感じているのです。
実際に調べたわけでもない「別の方法」を持ち出し、あなたの選択を否定してくるパターン。これは“自分の意見のほうが上”という立場を維持したいがための言動です。
コントロール欲求の強い人は、あなたを否定しているように見えて、実は「あなたに変わられたくない」「自分の手の届く範囲でいてほしい」という不安や恐れがベースにあります。
干渉されても、自分の意志で進んでいることを再確認し、相手の言葉に振り回されないようにしましょう。必要なら「この目標は私にとって大切だから」と穏やかに、でもはっきりと境界線を伝えることが大切です。
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