パーソナルトレーニングのメリット
パーソナルトレーニング、身体、体型、精神と、世界中の数えきれないほど多くの人々の人生にプラスの影響を与えています。パーソナルトレーニングは、受講側の人と教授側のパーソナルトレーナー共に、非常に引き付けられるものがあります。
私おぜきとしあきは、パーソナルトレーナーとしてパーソナルトレーニングを教授する側にいますが、パーソナルトレーニングを教授するたびに、いまだに毎回感動があります。
パーソナルトレーニング未経験者は、この記事を読んでいただければ、パーソナルトレーニングのメリットがわかる内容になっています。また、パーソナルトレーニング受講経験者も、パーソナルトレーニングの魅力とメリいとを再確認できるかと思います。
パーソナルトレーニングのメリットの具体例
以下、①から⑥により、初心者だけでなく上級者までを、パーソナルトレーニングのメリットを享受できます。
①約束があるという価値
トレーニングをしなければならないのにやりたくないという感情、トレーニングをお休みしたいというマイナスの感情は誰にでもあります。たとえ、運動トレーニングを自主的にできる習慣がある人でさえ、それは起こりうります。しかし、たまたま、その当日に、気持ちがのらない、雨降りの日で外に出ることが嫌だとマイナスの感情が優ってきても、パーソナルトレーナーとパーソナルトレーニングを受講する約束があれば、余程でない限り、受講しに行くしかないので、結果、トレーニングをすることになります。
私たちの日常生活は、「約束」によって成り立っています。仕事の締切、家族との予定、友人との約束…。それらがあるからこそ、私たちは自分の時間を管理し、行動に責任を持ち、先送りせずに動くことができます。パーソナルトレーニングもまた、「約束がある」という仕組みが、その効果と継続の鍵になっています。人間は「誰かとの約束」には誠実であろうとする本能があり、それが「自分の目標を実現する行動力」につながっていきます。つまり、自分ひとりでは守れなかった“理想の生活”を、他者との約束を通じて実行に移せるようになるのです。
トレーニングを習慣化するうえで最大の障壁は、「今日はやめておこうかな…」という誘惑や怠け心です。自己流のジム通いやYouTubeを見ながらの宅トレでは、その日その時の気分に左右され、継続することが非常に難しいものです。しかし、パーソナルトレーニングでは、事前に「〇曜日の〇時にセッション」という明確な約束が組まれています。キャンセルすれば相手に迷惑がかかる、自分のために時間を取ってくれているという意識が生まれ、サボりにくくなるのです。
また、パーソナルトレーナーとの約束があることで、生活のリズムが整いやすくなるという副次的なメリットもあります。「この日にトレーニングがあるから、前日は食事に気をつけよう」「夜ふかしせずに寝よう」といった、パーソナルトレーニングの約束が、日常生活の戒めの役割になります。
最終的に身体を変えるのは自分自身の行動の継続です。しかし、その行動を継続させる土台にあるのが、「自分を律する仕組み=約束」です。パーソナルトレーニングには、「約束」がすでに組み込まれている、優れた仕組みとも言えます。自己管理が苦手、意志が弱いと感じている人ほど、パーソナルトレーニングの“約束の力”は、驚くほど強い味方になるでしょう。
②個人ごとのアプローチ
人の身体は個人ごとに違います。また人の考え方や感じ方も個人ごとに違います。例えば、スクワットをする際、AとBさんは、各モモと上体の長さの割合が違うとしたら、Aさんはスクワットでしゃがむ際、膝がつま先よりも出ない位置が一番効果的なスクワットフォームであるのに、Bさんは、膝がつま先よりも出たとしてもBさんの身体にとって一番効果的なスクワットフォームであることもあります。その見極めには、パーソナルトレーナーの身体構造の力学的洞察力が必要になります。個人ごとにカスタマイズされたアプローチができることもパーソナルトレーニングのメリットです。
③時間の節約
本当によく知っている専門家に聞けば、1分で済むことは、どんな世界でもあります。それをしないで、何年もmの時間を無駄にしていることは多いものです。あれこれ試行錯誤する過程を楽しみたいなら別ですが、一刻も早くダイエット成功したい、すぐに痩せなければならないなら、失敗を繰り返し試行錯誤している時間が勿体無いです。(※試行錯誤が悪いわけではありません。指導側のパーソナルトレーナーになるなら、むしろ、その試行錯誤が将来的に役に立つこともあります。)
パーソナルトレーニングでは、自分がすべきトレーニング種目をパーソナルトレーナーが考えてくれ提示してくれるので、いちいち考える必要がありません。素人がネットの記事を頼りに、あれこれ考えても、それが自分の身体に効果的であるかどうかは分かりません。効果がなく、また色々考えていては時間の無駄です。その点、パーソナルトレーニングでは、それがなく時間の節約になります。
④自分では避けたくなる部分を補ってくれる
10回やるべきトレーニング種目を自分一人だと8回くらいで、もういいかなとやめてしまうのが人間です。たった1から2回ですが、トレーニングというものは、最後の1から2回が、身体変化の結果に大きな違いをもたらすものです。また、自分の身体に必要な種目であるにもかかわらず、自分一人では、絶対やらない種目もパーソナルトレーナーとのパーソナルトレーニングなら、やらなければならないので、身体変化の結果に大きな違いをもたらします。自分では避けたくなる部分を補ってくれることも、パーソナルトレーニングのメリットです。
人は本能的に「苦しいこと」「難しいこと」「不快なこと」を避けたがる生き物です。特にトレーニングやダイエットにおいては、自分にとって苦手な動き、疲れる種目、キツい負荷、面倒な食事管理など、避けたくなる要素がたくさんあります。だからこそ、自分だけの判断で進めていると、どうしても“楽な方”に流れてしまい、効果が出にくくなってしまいます。
パーソナルトレーニングの価値は、まさにその「自分では避けてしまうこと」をあえて向き合わせてくれる存在である点にあります。たとえば、苦手なスクワットを避け続けていた人が、パーソナルトレーナーの指導のもとで正しいフォームを学び、補助を受けながら繰り返すうちに、「実は体幹が弱かったためにスクワットができなかった」「足首の可動域が小さかったからスクワットが苦手だった」といった本質的な課題に気づくことができます。そういった気づきは、自己流ではなかなか得られません。
自分ひとりでトレーニングしていると、「今日はやめておこう」「この種目は効いてる感じがしないからスキップしよう」といった自己判断が増えていきます。しかし、その“避けたくなる”種目こそ、今の自分にとって必要で、変化のカギとなることが非常に多いのです。パーソナルトレーナーは、あなたの体の状態や目的に応じて、そうした本当に必要な負荷や動きを意図的に組み込んでくれる存在です。
たとえば、胴体の弱さや姿勢の悪さが原因で、ダイエットに必要なスクワットができないという人は、地味で地道なコアトレーニングを継続する必要があります。ところが、これらの種目は派手さも達成感も少なく、「つまらない」と感じてすぐに飽きてしまう人がほとんどです。パーソナルトレーナーは、そうした種目の意味と効果をしっかり説明し、「今これをやることが、どんな未来につながるか」を明確にしながら進めてくれるので、納得感を持って“避けたいこと”にも取り組めるようになります。
⑤怪我・トラブルのリスク回避
トレーニングという非日常的時間の中では、アドレナリンが出て興奮状態から、自身一人だと過剰に無理してしまうところことがあります。また、身体知識の欠如から、この角度の膝の向きだと、筋骨格系に負担がかかりすぎて危険であることを分からずトレーニングを遂行してしまうこともあります。そんな時にもパーソナルトレーニングであれば、パーソナルトレーナーが客観的に冷静な視点で見守ってくれ、怪我のリスクを最大限に回避してくれます。
また、自分が使い慣れていないトレーニング器具には危険がつきものです。パーソナルトレーニング中には、そのトレーニング器具の安全な正しい使い方を手取り足取り、時には使い方の見本をパーソナルトレーナー自身が動いて見せてくれながら、解説してくれます。
さらには、自主的にトレーニングすることが前提の会員制ジムでは、ジム内はジム慣れしているヘビーユーザーが中心に動いていて、初心者はジムの配置や器具の順番待ちなど暗黙のルールも分からなくトラブルに巻き込まれることもありますが、いつもその施設を使っているパーソナルトレーナーのパーソナルトレーニングでは、そのリスクを回避できます。
⑥精神的な支え
パーソナルトレーニングは、あなたがめげそうな時にパーソナルトレーナーは、励ましてくれたり、やるべき優先順位を提案してくれたりと、コーチ的存在にもなります。
また、パーソナルトレーニングは、ダイエット&ボディメイク、スポーツ、目標達成へのモチベーションを保つための伴奏役でもありペースメーカーにもなります。
さらに、パーソナルトレーニングは、トレーニングや栄養の専門知識以外にも、見えないパワーをもたらしてくれます。パーソナルトレーニングしたら、身体は疲労したけど、気持ちが前向きになれたとか、元気になったとかということが多々あります。単なる運動指導・食事指導にとどまらない、「精神的な支え」としての側面があります。実際、継続して通う人たちの多くが口にするのは、「一人ではダイエットは続けられなかったけど、パーソナルトレーナーがいたから乗り越えられた」という言葉です。
ダイエットやボディメイク、運動習慣の定着というのは、見た目の変化を目指す以上に「自分自身との戦い」です。継続しようと決意したはずが、数日で挫折する。結果が出ないと自信をなくす。周囲と比較して落ち込む。そんな精神的な波に襲われたとき、自分ひとりでは立ち直れないこともあります。特に現代社会はストレスフルで、心が不安定なときに体も乱れがちです。だからこそ、「頑張っているあなたを見守っている存在」が身近にいることは、心の大きな支えになるのです。
パーソナルトレーナーは、毎回のセッションを通して、その日の体調や表情、ちょっとした言葉のトーンからあなたの心の状態を感じ取り、時に励まし、時に寄り添いながら、心のメンテナンスも行っています。運動だけでは乗り越えられないストレスや自己否定感も、パーソナルトレーナーとの対話や信頼関係の中で少しずつ癒されていきます。
自己肯定感が低い人にとっては、「あなたはできる」「ここまで来れたじゃないか」というパーソナルトレーナーの言葉は、単なる応援以上の意味を持ちます。それは、誰かが自分の努力を認めてくれているという実感であり、外側からの承認を通じて内側の自信が育っていくきっかけになります。また、パーソナルトレーナーの精神的な支えは、早く結果を出したくて焦るときには、「今のペースで大丈夫」「今の数値が動かないプロセスも意味ある」と言ってくれることもあり、焦燥感がやわらげてくれることもあります。精神的に不安定な時ほど、パーソナルトレーニングは価値を持ちます。パーソナルトレーニングは「身体を変える場所」であると同時に、「心の再構築される場所」にもなります。
⑦栄養指導
20年くらい前までは、パーソナルトレーナーが栄養指導することはアメリカでは御法度でした。私が、20年以上前にアメリカのパーソナルトレーナー資格取得学校の講義の中ではで栄養指導は栄養士の仕事だから言及しないようにと教えられて、私はそれに反した気持ちを持ったものでした。
しかし、それから数年後、アメリカではパーソナルトレーナーが大注目され始め、パーソナルトレーナーふがテレビ番組に専門家として出演し、番組中の「飲むなら赤ワイン?白ワイン?」とか「チキン、ビーフ、どちらを選ぶべき?」というAsk PersonalTrainerのダイエットコーナーもメジャーになったあたりから、栄養指導もパーソナルトレーナーの仕事と世間的にも公認知され始め、パーソナルトレーナー資格取得の勉強分野にも栄養分野が多く含まれるようになってきました。
パーソナルトレーナー業界にはそんな経緯がありましたが、今では、パーソナルトレーナーが栄養指導することが当たり前になっていて、トレーニングだけでなく、栄養知識が聞けることも、パーソナルトレーニングのメリットになっています。
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