パーソナルトレーニングの時の服装
パーソナルトレーニングの時の服装の基本は、脱がなくても体温調節できる服装がベストです。
寒すぎるジムもあれば、暑すぎのジムもあります。大抵の場合、ジム内は18度から26度くらいに空調が設定されます。しかし、設定温度と実際の温度が違うこともあります。動いていいるうちに、身体が熱くなって来ることもあります。
体温調節できるように、脱いだり着たりは、着ていないウェアーの置き場所に困るので、風が入りやすい服装をおすすめします。
寒い環境なら厚手、暑い環境なら薄手のウェアーに基本して、動いているうちに暑くなってきたら、ウェアーと身体の間に風や空気が入りやすようにし、体温調整します。そのため、首も、手首も、足首も、空気が入りにくい服装は避けた方がいいかもしれません。
確かに、汗はかきやすい服装にし、汗をダラダラかくことは、気分的にも爽快かもしれないですが、パーソナルトレーニングの場合、そばでパーソナルトレーナーがいるわけですので、汗の臭いで、気分を害する状況をあえて作りたくないという考えもあるでしょう。
ちなみに、身体を温めたから脂肪がどんどん燃えてダイエット・ボディメイクに効果的であるということは生理学的な事実としてありません。
パーソナルトレーニングとTシャツの丈
両腕を、万歳するように挙げてみてください。上体に着ている服も一緒に持ち上げられて、服が上に引っ張られていくことがわかるでしょう。
これが、パーソナルトレーニング中だったら、どうでしょう?
お腹が肌けていきませんか?
お腹の脂肪が見えてしまっても構わないのなら気にする必要ないですが、お腹がパーソナルトレーナーに見られて恥ずかしいのなら、Tシャツの丈は長めを選ぶべきです。お腹が見られることが気になると、トレーニングどころじゃなくなってしまいます。
ツルツルした素材の服装
身体の固定が効かなり、トレーニングがしづらくパーソナルトレーニングの効果が半減してしまうことも考慮した方が良いでしょう。その理由は、素材にポリエステルが多い割合のものは、肌感や発汗は良いのですが、トレーニングベンチに仰向けとなる種目をする場合には、そのベンチとその素材とがツルツル滑りやすくなるからです。
ポリエステルが多い割合のものは、アスリート用やスポーツ用と表示されている場合がありますが、アスリート用やスポーツ用がジムでのパーソナルトレーニングに適した素材であるとは限りません。
ほんの一例ですが、↑のようにボールを挟むとき、服装の素材によっては、滑ってしまい、パーソナルトレーニングにならない場合もあります。
サウナスーツでパーソナルトレーニングを受講する
サウナスーツは、筋トレマシンやトレーニングベンチなど、器具を使った筋トレとは、前述同様、ツルツル滑り身体の固定が効かず、扱うウェイトの重さがダイレクトに筋肉にかけることが困難になる理由で、パーソナルトレーニング、特に、ボディメイク・ダイエット効果は、すこぶる相性が良くないでしょう。
ちなみに、サウナスーツで動き、汗をかいても、身体から水分が抜けているだけで、それは脂肪が燃えているわけではありません。汗をかくことが、脂肪燃焼するダイエットがあるということは生理学的な説明はつきません。
寒い時期・寒い地方でのパーソナルトレーニングには手袋も
寒い時期・寒い地方でのパーソナルトレーニングには手袋も必要になることもあります。
24時間ジムであっても、暖房が24時間効いているとは限りません。近年のエネルギー代の高騰で、空調を入れず寒い24時間ジムもあります。また、パーソナルジムでは予約の入っている時間にしか、スタッフが来店しないこともあり、冷えきいていることもあります。
ジム内は暖かくても、ダンベルやバーベルは、キンキンに冷えていて、握ってられないこともあります。暖房を入れても、ダンベル、バーベルは金属なので、温まるまでに時間がかかります。その場合、手袋があった方がいい場合もあるでしょう。
冷たいダンベルやマシンのバーは、握った瞬間に手のひらの体温を奪い、強い冷感によってトレーニングの意欲を一気に削がれます。さらに、手のかじかみや感覚の鈍化がフォームの乱れやケガにもつながりかねません。安全性を第一に考えるパーソナルトレーニングにおいて、この「冷たさ」は見過ごせないリスクとなります。
トレーニングは精神的な集中力が求められる行為です。体を動かす前に「うわ、冷たい…」「今日もあのバーを触らなきゃいけないのか」と感じてしまうことは、スタートの段階で意欲をそぐ要因になります。特にトレーニング初心者にとっては、このような小さな不快感が「もうやめようかな」「今日はパスでいいかも」といったマイナスの思考へと直結してしまい、習慣化を阻む大きな壁になります。
このような問題を回避するための対策としてまず考えられるのは、トレーニング用グローブの活用です。グローブは滑り止めやマメ防止の目的で使用されることが一般的ですが、冬場には冷感から手を守る保温効果もあります。
また、パーソナルトレーニングの利用時間帯の工夫も一つの選択肢です。早朝や深夜は気温が最も低く、金属が冷え込んでいますが、昼間や夕方の暖かい時間帯を選べば、冷たさによる不快感を軽減できます。
24時間フィットネスジム内のパーソナルトレーニング時の服装
不特定多数が出入りして、自分で自主的にトレーニングすることが前提の、24時間フィットネスに代表される会員制スポーツジムや会員制フィットネスジムは、近年のフィットネスブームもあり、特に女性は、ウェアーに凝って、化粧やネイルもバッチリして、おしゃれな服装をしてトレーニングしている、キラキラ女子が多くなっています。そんな環境で、パーソナルトレーニングを受ける場合は、やはり、そのようにおしゃれにきを使うと気持ちが上がるでしょうし、良い意味でも、「この人、何でこんなところにいるの??」と周りからみられず、浮かないでしょう。
特に都市部の24時間ジムでは、「おしゃれなキラキラ女子」たちが目立つ空間になっており、それが逆に一般の女性たちにとって心理的な壁となってしまっているケースもあります。「ウェアが地味だと浮いてしまうのでは?」「スタイルがよくてメイクもバッチリな人ばかりで気が引ける」といった声は、SNSや口コミでも見られ、24時間ジムにおける“無言のドレスコード”のような空気を感じている人も少なくありません。
この「おしゃれであることが前提」のような雰囲気は、運動初心者や体型にコンプレックスを抱える人にとっては非常に強いプレッシャーになります。本来、ジムは「誰もが自分のために体を動かせる場所」であるはずなのに、周囲の視線を気にして気後れしてしまうようでは、継続の妨げになりかねません。運動よりも「周りから浮かないかどうか」に意識が向いてしまい、ジムに通うこと自体がストレスになってしまうのです。
特に24時間ジムでは、無人の時間帯やスタッフの少ない運営形態であることが多く、トレーニングマナーや雰囲気づくりが利用者任せになってしまっている現状もあります。そのため、一部の目立つ層によって空間の印象が左右されやすく、「映えるウェアで自撮りをするキラキラ女子」が目立つと、その場にそぐわないような錯覚に陥りやすくなるのです。
身体からの分泌物対策された服装
女性の場合は、生理中の対策や産後の対策も考えた方がいいこともあります。意図せず、身体から分泌物が出てくる可能性あるからです。その部分は、二重にするなり、パットを入れるなど、あらかじめ対策した服装がいいでしょう。
また、「汗ジミ」対策も重要です。脇や背中、胸元など、汗の目立ちやすい部位に暗めのカラーを選んだり、パッド付きインナーを重ねて使用することで、汗染みの視線を防ぎ、自信を持ってパーソナルトレーニングに集中できます。
さらに、アンダーウェアにも注目しましょう。運動用の機能性インナー(コンプレッションウェア)は、汗を吸って素早く乾かしながら、筋肉のブレを抑えてくれる効果もあります。これにより、疲労軽減やフォームの安定にもつながるため、身体のパフォーマンスを高めつつ、快適さも維持できます。
靴下にも注意ふが必要です。足裏は非常に汗をかきやすく、通気性の悪い靴下では蒸れやすくなり、においの原因にも。通気性・吸湿性の高いスポーツソックスを選ぶことで、足元の不快感を軽減できます。抗菌加工のものや、メッシュ構造で通気性に優れたものなど、細部まで配慮されたアイテムが多数あります。
異性パーソナルトレーナーの接近を意識した服装
パーソナルトレーニングの場合、密着した指導が前提となることから、最悪、異性のパーソナルトレーナーの顔が、局部に接近していることも十分考えらせます。局部や性的に刺激する箇所の対策した服装がおすすめです。
例えば、透け感のある素材や露出の多いデザインは、相手に不必要な誤解を与える可能性もあります。たとえ無意識であっても、「相手がどう受け取るか」を想定することは、快適なパーソナルトレーニング環境を保つうえで大切な配慮です。もちろん、パーソナルトレーナー側にはプロフェッショナリズムが求められており、どんな服装であっても冷静かつ敬意を持った対応が期待されますが、自分自身が「気まずさ」や「違和感」を感じないための予防線を引くことも大切だといえます。
パーソナルトレーニングのお役立ち情報
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パーソナルトレーニングをいつかは卒業しなければならないと思い、続けることを迷うのことがあります・・
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パーソナルトレーニングの良い悪いは受講者側の感じ方に加え、普遍的な要素として、パーソナルトレーニングの再現性という視点でとらえてみると、、、
パーソナルトレーニング時の服装
動きやすいのが前提にありながらも、パーソナルトレーニングだからこそ、気を使うと良い服装もあります。
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パーソナルトレーニングを受講する人が近年急速に減少しています。それに伴い、2025年廃業するパーソナルジムも非常に多くなっています。