パーソナルトレーニングの需要減少の理由
パーソナルトレーナーとして私、おぜきとしあきが感じている、パーソナルトレーニングの需要減少の理由はいくつか考えられます。以下に、その要因と今後のパーソナルトレーニングの需要を分析していきます。
経済的要因
- パーソナルトレーニングは一般的に高額であり、特にここ数年の物価上昇や景気後退の影響で可処分所得が減った人々が、支出を控える傾向にある。
- 特に日本では、目に見えないサービスにお金を払う習慣のない中、パーソナルトレーニングという目に見えないサービス価値に、月数万円単位の出費は、余程の価値を感じられないと、日常生活に不可欠であると認識されない。
オンライン・フィットネスの普及
- YouTube、フィットネスアプリなど、安価または無料で利用できる選択肢が増えた。
- コロナ禍以降、在宅や自主的にトレーニングする文化が根付いたことも要因のひとつでしょう。
24時間ジムの拡大
Anytime FitnessやchocoZAPのような格安・便利なジムが拡大し、自分のペースでトレーニングできる環境が支持されている。
フィットネスの熟成化
一昔前は「筋肉をつけたい」「ダイエットしたい」といった明確な行動目的がないとフィットネスをしない人が多かったが、現在は、フィットネスが熟成化し、「健康増進」「ストレス発散」などのライトなニーズが増加し、専門的な指導を必要としない人が増えている。
SNSや情報の拡大
トレーニングの深い知識がネットやSNSで簡単に得られるようになり、専門的なパーソナルトレーナーに頼らなくてもある程度自己管理できると感じる人が多くなっている。
サービスの質にばらつき
金額に見合ったサービスであると感じられず、裏切られたと感じている。これは、パーソナルトレーナーの質や専門性やパーソナルトレーナーの力量範囲が、消費者に伝わっていなかったからと考えられます。ダイエット成果など、料金に見合ったと感じないと、人はリピートしなく、結果、パーソナルトレーニングの需要が減少していると考えられます。
パーソナルトレーニングの今後
以上の理由から、パーソナルトレーニングの需要減少が進んでいますが、そもそも、20年前には、パーソナルトレーニングの需要自体が非常に小さなものだった事実を考えれば、この10数年のパーソナルトレーニング需要が、異常だったとも言えます。
街の個人レッスンをしてくれるピアノ教室やギター教室が全くなくなることがないように、個人的に丁寧に教えてもらった方が良いと感じる人が皆無にならないく、今後もパーソナルトレーニングの需要が皆無になることはないと、パーソナルトレーナーおぜきとしあきは、分析しています。
パーソナルトレーニングのお役立ち情報
パーソナルトレーニング受講のマナー
サービスをする側のマナーについては良くある話ですが、パーソナルトレーニングを受ける側のパーソナルトレーニング受講マナーについては、なかなか語られることはないかと思います。
パーソナルトレーニングのメリット
パーソナルトレーニングには、効率性だけでなく、他にもメリットが多くあります。パーソナルトレーニングの魅力や利点を列挙してみました。
良いパーソナルトレーニングとは
パーソナルトレーニングの良い悪いは受講者側の感じ方に加え、普遍的な要素として、パーソナルトレーニングの再現性という視点でとらえてみると、、、
パーソナルトレーニング時の服装
動きやすいのが前提にありながらも、パーソナルトレーニングだからこそ、気を使うと良い服装もあります。