自信を与えてくれるパーソナルトレーナーか?
パーソナルトレーナーが自信を与えてくれる存在か、パーソナルトレーナーが自信を喪失させる存在か?
悪気はないのかもしれないが、なんかトゲトゲしく感じて、私って、やはりトレーニングに向いてないんだと勝手に感じてしまう。
パーソナルトレーニングを色々受講してきた方から、こんな声を聞くことがあります。
ただの相性の問題だと一言で片付けれるのかもしれませんが、実は、自信を削がれるパーソナルトレーナーのパーソナルトレーニング指導の一定のパターンというものがあります。
これらパターンを知っていると、パーソナルトレーナー選びに役たちますので、以下、パーソナルトレーナーおぜきとしあきが解説して行きます。あなたのパーソナルトレーナー選びにヒントになれば幸いです。
パーソナルトレーナーは、自信を与えてくれる存在
現代社会は、私たちの心と身体に多くのプレッシャーを与えていて、自信を失いやすい環境が整ってしまっています。
今や、SNSでは理想的な体型が日々拡散され、職場では成果主義が重視され、人間関係でも他者との比較が避けられません。そうした環境の中で、自信を持ち続けることは決して簡単なことではありません。
特に身体的なコンプレックスや運動に対する苦手意識を抱えている人にとって、フィットネスの世界は敷居が高く、自分には無理だと感じることが多いでしょう。しかし、そんな時に力になってくれるのが「パーソナルトレーナー」の存在です。単なる運動指導者にとどまらず、パーソナルトレーニング受講者の心に寄り添い、自信を回復させ、時に人生そのものを前向きに変えてくれる存在となるのです。
自信を与えてくれるパーソナルトレーナーの条件とは?
自信とは何か、なぜ失われるのか?
「自信」とは、自分の価値や能力を信じる心の状態です。自信がある人は困難に対して前向きに挑戦でき、他人と比べずに自分の道を歩むことができます。しかし、多くの人が自信を失いやすい要因に囲まれて生活しています。
たとえば、身体に対するコンプレックス。体型、体力、運動神経、年齢による衰えなど、自分の身体を否定的に捉えることで、何かを始める前から諦めてしまうこともあります。また、過去のダイエット失敗経験が「自分はダイエットできない」という固定観念を強化し、それが自信の低下を招きます。
このような負のスパイラルに陥ったとき、重要なのは「成功体験」の積み重ねです。しかし、その最初の一歩を自力で踏み出すのは容易ではありません。ここにこそ、パーソナルトレーナーの役割が浮かび上がってきます。
パーソナルトレーナーとは?
パーソナルトレーナーとは、パーソナルトレーニング受講者一人ひとりの目的や状態に合わせた運動指導を行う専門家です。筋力トレーニングやダイエットはもちろん、姿勢改善、メンタルサポート、食事指導まで多岐にわたる知識とスキルを駆使してサポートします。
それプラス、パーソナルトレーナーが果たすべきは、「心理的な支え」です。人は誰かから認められ、励まされ、適切に導かれることで初めて自信を取り戻していきます。その役割が、パーソナルトレーナーにも必要です。
成功体験の演出者としての役割
パーソナルトレーナーは、パーソナルトレーニング受講者に「できるかもしれない」「やってみよう」という小さな挑戦の機会を提供します。たとえば、運動が苦手だと感じていた人が、トレーナーのサポートで10回のスクワットを完遂できたとします。その瞬間、「自分にもできる」という達成感が生まれます。
この小さな成功が、やがて継続の力となり、身体の変化となって現れ、周囲からの評価にもつながっていきます。最初は半信半疑だったクライアントが、回を重ねるごとに「自分を信じられるようになった」と語るのは、まさに成功体験の積み重ねが自信を形作っているからに他ならないでしょう。
経験豊富なパーソナルトレーナーやこの指導システムを学んでいるパーソナルトレーナーは、その過程を意図的にパーソナルトレーニングに取り入れていけ、クライアントをダイエット成功に導くことができます。
自己否定からの脱却を促す対話
多くのパーソナルトレーニング受講者は、「私にはダイエットは無理」「どうせまた失敗する」といった否定的な言葉を口にします。しかし、パーソナルトレーナーはそうした言葉に耳を傾けた上で、「一緒にやってみましょう」「あなたならできるはず」といった前向きな対話を行い、少しずつ思考の癖を変えていきます。
このプロセスは心理的に非常に重要であり、まるで認知行動療法のような効果を持ちます。実際、パーソナルトレーニング受講者が「できない理由」を探す癖をやめ、「できたこと」に目を向けるようになると、自己肯定感は目に見えて回復していきます。
パーソナルトレーナーとの信頼関係の中で、自分を責める言葉から解放され、自分を認められるようになっていく。これは単なる身体の変化ではなく、心の変化です。
外見の変化が内面に与える影響
身体が変わると、自然と内面にも変化が現れます。服のサイズが変わったり、鏡に映る自分が以前より引き締まって見えるだけでも、自信は大きく高まります。また、周囲から「痩せたね」「なんだか雰囲気変わったね」と言われることで、自己評価が上がり、自己肯定感も育っていきます。
これらの変化は偶然ではありません。パーソナルトレーナーは、そうしたポジティブな結果が得られるように、最適なトレーニング内容や食事指導を計画し、クライアントの生活全体を整える支援をしていきます。それを可能にするのは、正しいダイエットの知識、ボディメイクの知識、指導技術です。
パーソナルトレーナーの存在は単に「トレーニングを教えてくれる人」だけではなく、「人生を前向きに変える伴走者」としての役割を果たしています。
孤独からの解放と支えの力
ダイエットや運動を継続できない理由の一つに、「孤独」があります。周囲に理解者がいなかったり、一人で頑張るモチベーションが続かない人も多いでしょう。しかし、パーソナルトレーナーという存在がいるだけで、その孤独は大きく緩和されます。
パーソナルトレーナーは、励まし、共感し、成果を一緒に喜び、時には厳しくも愛のあるアドバイスをしてくれます。その関係性が、パーソナルトレーニング受講者にとっての「心の支え」となり、心理的な安定をもたらします。
特に、普段は誰かに頼ることができない立場の人(経営者、主婦、フリーランス、学生など)にとって、パーソナルトレーナーは貴重な存在となることが少なくありません。
人生そのものへの影響
パーソナルトレーナーとの出会いをきっかけに、自分の人生が大きく変わったと語ってくださる方が多くいます。運動やダイエットを通じて自信がつき、仕事への意欲が増したり、恋愛に前向きになったり、長年の夢にチャレンジする決意をした人もいます。
パーソナルトレーナーとの関係は、「自己の限界を打ち破る体験」を提供してくれます。そしてその成功体験は、他の分野にもポジティブな波及効果をもたらすのです。パーソナルトレーナーは「人生の可能性を広げてくれる存在」であり、自信という形でその第一歩を後押ししてくれる存在にもなり得るのかもしれません。
自信とは、他者とのつながりの中で育つもの
自信は決して「一人で身につけるもの」ではありません。誰かとの関係性の中で、自分が認められ、支えられ、導かれることで初めて芽生え、育まれていきます。パーソナルトレーナーは、その最も実践的で信頼できるパートナーです。
運動指導という表面的な役割を超えて、パーソナルトレーニング受講者の人生に深く関わり、自信という目に見えない力を育ててくれる存在。それがパーソナルトレーナーなのです。
自信を失わせてしまうパーソナルトレーナー
パーソナルトレーナーは本来、パーソナルトレーニング受講者に自信を与えるべき存在ですが、残念ながら無意識のうちにその逆、つまり「自信を失わせてしまう」言動や行動をしているケースも、私はこの業界で見てきました。
以下に、無意識にパーソナルトレーニング受講者の自信を奪ってしまうパーソナルトレーナーの特徴を挙げます。
1. 成果主義・数字至上主義に偏っている
特徴
体重・体脂肪・筋力数値の変化だけを重視し、それ以外の努力や過程を評価しない。
影響
パーソナルトレーニング受講者は「変化が出なければ意味がない」「数字が動かない私はダメなんだ」と感じてしまう。
2. パーソナルトレーナーの理想像を押し付けすぎる
特徴
「もっと腕の筋肉をつけたほうがいい」「今は少し太め体型が主流だから、モデル体型は良くない」など、本人の意思よりもパーソナルトレーナーの美的価値観を押し付ける。
影響
自分の現状を否定されたと感じ、自尊心が傷つく。
3. 他のパーソナルトレーニング受講者と比較をする
特徴
「他のパーソナルトレーニング受講者はもっと頑張ってますよ」「〇〇さんはもう10kg落としましたよ」など、他人との比較でやる気を引き出そうとする。
影響
比較されることで、劣等感や焦りを感じてしまい、「自分には向いてない」と自信を失う。そもそも、パーソナルトレーニングを選ぶ人は比較されることが好きではない人が多いわけで、比較は自信を失います。
4. フィードバックが否定的
特徴
「姿勢が悪い」「やり方が全然違う」「こんなんじゃ痩せないよ」と否定から入る指摘が多い。
影響
パーソナルトレーニング受講者は挑戦すること自体に不安を感じ、自信を失い、さらには、「怒られたくないからやりたくない」と萎縮してしまう。
5. 表情が冷たい
特徴
笑顔が少ない・表情が固いなど、コミュニケーションが冷たく感じられる。
影響
パーソナルトレーニング受講者は「嫌われているのかな」「期待されていないのかな」と受け取り、自信を失う。
6. 過去の失敗を掘り返す
特徴
「前のダイエットも痩せませんでしたよね?」「また同じところのフォームがだめですね」と以前の失敗を繰り返し指摘する。
影響
パーソナルトレーニング受講者は「自分は変われない存在なんだ」と無意識に思い込んでしまい自信を失う。
7. 過剰に専門用語を使いすぎる
特徴
難しいトレーニング用語や解剖学の話ばかりを使い、素人のパーソナルトレーニング受講者に理解させる配慮がない。
影響
パーソナルトレーニング受講者は、専門家にマウント取られた感情になり、「自分には難しすぎる」「自分は知識が足りない」と、できない感がいっぱいになり、自信を失う。
8. 感情の起伏が激しく態度にムラがある
特徴
日によってやたらと機嫌が悪かったり、対応に一貫性がない。
影響
パーソナルトレーニング受講者は「今日は怒られるかも」「自分が原因かも」と不安に陥り、それが続くとさらに自信を失う。
9. パーソナルトレーニング受講者の話を聞かない
特徴
トレーニングばかりを優先し、パーソナルトレーニング受講者の気持ちや体調の変化に関心を持たない。
影響
「私は大事にされていない」と感じ、自分の価値を疑うようになり自信を失う。
10. 「当たり前」のレベルが高すぎる
特徴
パーソナルトレーナー自身が高い意識で取り組んでいるため、それをクライアントにも無自覚に求める。
影響
パーソナルトレーニング受講者は「こんな生活を続けられない」と感じ、やる気と自信を同時に失う。
パーソナルトレーナー本人に悪気がないから厄介
パーソナルトレーナーが、気づかぬうちに「否定」を積み重ねている形になっている場合が多いものです。
パーソナルトレーニングの成果は、パーソナルトレーニング受講者の精神状態と密接に関わっているため、本来は、相手の心にどんな影響を与えているかを常に意識できることも、良いパーソナルトレーナーの条件といえるでしょう。
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